リットースタッフブログ

リットーTOP > ブログ > お仕事 > 修理依頼での感想

修理依頼での感想

2013.03.15|お仕事

無線機の修理品を行うと必ず最終テストでデータ通信チェックを行います。室内で行いますので実際のGPSデータと同等な疑似データを送信部に送り受信部で伝送結果を確認します。また、同時に総合試験機に接続して周波数及び出力等を測っていきます。写真はデジタル無線機を納品前にテストしている時の画面です。

簡易無線機及び業務用無線機は高価な物です。取扱には十分な注意をして丁寧にお使いいただければ長期に渡り使用できますが、雑な取扱を行うお客様は修理回数も多くケース破損が80%以上を占めています。修理してお返しして間もなく再修理!同じお客様で2回修理を行う方は3回目が必ず来ます。自己所有で無い?とでも思っているとしか考えられません。ケース破損=落下等の転倒で無線機本体にダメージを及ぼす場合があります。このブログを見て心当たりのお客様は丁寧な取扱をお願いします。

また、仮設ケースで屋外に常設されたお客様がいますが、防水機能は有りませんので修理拒否で激怒されても対応出来ません。常設に変更して下さい。仮設ケースの交換は在庫が無くなり次第終了します。

旧スプリアス規格MRシリーズは無線機本体及び制御器のメイン基盤のメンテナンス終了しています。何で修理できない!と言われても出来ない物は出来ません。